今朝から、昨日から突然出てきたツライ痛み。
当院が、今、どうにかしたい痛み、軽減させます!
まずはご連絡下さい。
ギックリ腰は急性腰痛症の俗称で、腰に突然痛みが発症する症状です。原因には筋・筋膜の炎症であったり、腰椎などの関節の捻挫であったりと様々な要因で発症します。痛みの程度は強く、発症時は立ち上がり、起き上がりなどの動作も困難になります。ちなみに発症の仕方はさまざまで、突然強烈な痛みが起こるものもあれば、最初は耐えれた痛みが徐々に強くなり数時間後、もしくは翌日に痛みがピークになるものもあります。
一般的にギックリ腰の経過は、1週間ほどで強烈な痛みは引いていき、2週間から1か月の間で改善していきます。
筋肉などの組織に負荷がかかり炎症を起こしている場合は、組織が修復するまで症状がなくなることはありませんが、鍼灸によって神経、血流の活性化を行うことで症状緩和、修復促進を行うことは可能と考えます。発症後1~2日の場合は、まずは5~6割の痛みの軽減を目的として鍼施術を行います。もちろん筋や関節などの損傷が激しくない場合は2~3割の少し気になる程度まで痛みが引くこともあります。
ただ腰部の鍼治療では、「腰への鍼刺激により、痛みに対して感覚を鈍らせることで痛みを感じにくくする」=「症状の改善」で終了してしまう場合があります。これは痛みを感じにくくなっているだけで、腰の改善ではありません。そのため「施術直後は痛みがとれたが帰宅するとまた再発した」ということも鍼灸や整体の世界では聞かれます。
では当院ではどんな施術を行うのか。
当院のギックリ腰のとらえ方に筋や関節への負荷によって発症しているだけではなく、筋などに指令をだす脳、神経の活動低下も関係していると考えます。
洗面所で顔を洗おうとしたら腰に痛みが走り、ギックリ腰になった。筋力不足、寝起き、疲労の溜まった硬い状態の身体で、突然腰を曲げたために発症。しかし原因はこれだけでしょうか?いつもと変わらない生活リズム、動作だったのに、腰に痛みが出た場合は、何らかの理由で神経から筋肉への指令がうまくいっていない可能性があります。本来活動する筋肉が上手く働かなかったため、深部にある細かい筋肉や関節への負荷が過剰になり損傷を起こしていると考えます。
深部にある筋肉や関節が損傷すると、外側の大きな筋肉も腰部固定のため硬くなります。コルセットのような役目をしようとするのです。しかしこれは損傷した筋肉を守るという意味では良いのですが、痛みのために過剰に緊張してしまい、今度は緊張を解くことが出来なくなると、動きや柔軟性がなくなり、かえって症状を長引かせてしまうことになりかねません。また過剰緊張している筋肉が損傷を起こしている筋肉に張力を働かせて、動作時に不要な痛みを引き起こしていることも考えられます。
当院が大切にしていることは、身体を保護するため、修復に必要な固定のための筋以外の緊張を緩和して、不必要な痛みからの解放です。これにより無理のない症状改善を目指します。
上記をふまえて、当院ではギックリ腰にたいして
1、血流、神経の活性化
2、痛みのため過剰に緊張している筋肉の緩和
3、内臓の不調の改善
にアプローチすることで、症状の軽快、短縮を図ります。
ギックリ腰はつらいです。その時間を少しでも減らし、良好な回復に鍼灸はきっとお役に立てます。